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「バカほど「バタバタ」「要するに」と言う」って言う方がバカなんじゃない?

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また今日も見つけてしまいました。
「PRESIDENT Online」のおバカ記事。
 
別に目くじらを立てているわけではないんですよ。
すっとん自身、「PRESIDENT Online」の記事を毎日楽しみにしてるからこそこういったおかしな記事が目についてしまう。
 
はぁ~。
残念極まりない。
 
本日はこの記事です。
 
なんつーかまず、タイトル自体が煽っているのでこれはすっとんのように反証記事を書かせて拡散させる「炎上商法」的な狙いがあるんでしょうか?
まぁ、今日はそれに乗っかりましょう。

 

 

これをよく言ってしまう人はバカ認定されるそうです

なんでも記事によると、以下の言葉をよく使う人はバカ認定されるそうです。
  • バタバタしてる
  • 忙しいですか?
  • パッツンパッツン
  • まだ予定が見えない
  • てっぺん
  • 朝イチ
  • 午後イチ
  • 展開します
  • アジェンダ
  • 検討します
  • 要するに
  • 一瞬だけいいですか!
 
この中に、すっとんもちょくちょく使う言葉があります。
上の太字の言葉がよく使うやつ。
すっとんは間違いなくバカですね。
 
まぁすっとんがバカなことは良いです。
でも、バカ認定している理由がおかしい。
少しご紹介していきましょう。
 

「バタバタしてる」がバカ認定される理由

記事によると、著者はこの言葉を耳にするたび「お前は鳥か!」と突っ込みをいれたくなるそうです。
まぁそれは一種の比喩ですが、著者曰く「バタバタしてる」とはつまり、あれこれとせわしなく常に動き回っている様子を思い浮かべてしまうそう。
一方で何をしているかわからないから、それを言われると具体的な忙しさが見えてこないので、仕事を振っていいのか飲みに誘っていいのかわからず困ってしまうんですって。
 
・・・え?
そもそも、そうやって煙に巻くために「バタバタしてる」って言うんじゃないんですか?
仕事振られたくないし、飲みになんて誘ってほしくない、つまりは「今はおまえに構ってほしくない」っていうことを暗に示すために「バタバタしてて・・・」って使うんじゃない?
 
イチイチ理由なんて言おうものなら、「じゃあ21時には空くだろうから、そこから飲みに行くよ!」なんて誘われてしまう。
そんな危惧をして、「ちょっとバタバタしてて・・・すみません」なんて言葉を使うんでしょう。
すっとんは少なくともそうやって使ってましたけど。
 
クウキヨメヨ!
 

「朝イチ、午後イチ」がバカ認定される理由

まぁこれは言いたいことが理解はできます。
要するに、「朝イチ、午後イチ」って具体的に何時かわからんからバカ!ということですね。
 
んー。
先にも言った通り、言っていることは理解できます。
がしかし、そもそも厳密な時間が必要な場面で「朝イチ、午後イチ」って言葉使います?
すっとんはこの「朝イチ、午後イチ」という言葉、「ざっくりこのあたりの時間までに〇〇されていればOK」といった時に使います。
それをわざわざ「朝九時までに!」なんて厳密に決めてたら、当然相手からは「九時までに〇〇しないと、どうなるんですか?」なんてイラヌ詮索を与えかねない。
 
全てを厳密に決めればいいってわけじゃねぇんですよ。
 

「展開します」がバカ認定される理由

これすっとんもちょくちょく使う言葉です。
用法としては、「社に持ち帰ってチームに展開します」なんて感じで使います。
「共有する」の言い換えですね。
 
すっとん的には、「共有する」よりももうちょっとフランクなイメージ。
「メールで情報流しておくね」くらいのノリでしょうか。
 
これも、著者曰く「展開したあとどうなるのかさっぱりわからない」との理由からバカ認定されるらしいです。
 
展開したあとなんてなんもねーよ!
 
展開後に何かアクションが必要な場合は、そもそも「展開します」なんて言葉は使いません。
「展開します」と言う時は、「一応チームにひととおり伝達はしておくけど、私の権限ではコレが限界だからこれ以上のアクションはあまり期待しないでね」という意味を暗に含んでいます。
 
これをそっくりそのままビジネス相手に言いますか?
 

「一瞬だけいいですか!」がバカ認定される理由

著者曰く、「一瞬って言ってるクセに一瞬で終わったことなんて一度もない。そもそも一瞬て何秒?」ってこと。
 
これもまぁ、言いたいことは理解できる。
まぁ確かにね。
文字面をそのまま追えばその通りです。
 
でもこれもさぁ、すっとん的には「上司のあなたに負荷をかけない程度の相談をちょっとしたいです、お時間はそこまで取らせるつもりはありません、良いですか」という言い換えで使ってるんです。
 
つまり、「一瞬」という言葉には時間的負荷だけでなく精神的負荷も含まれてるんです。
「一瞬いいですか!」と「少しいいですか!」って、どっちが精神的負荷軽そうに感じますか?
 
それに、「何秒?」っていうけど、相談なんだから上司のリアクション次第で本当に一瞬で終わることもあれば、5分も10分もかかる可能性はあるでしょう?
これから話す話題に対してどの程度かかるかなんて、予想しろというほうが無理。
 
ちなみに著者の代替案は、「ちょっと(少し)いいですか? あまり時間はかかりません」という言い方らしい。
 
「ちょっと(少し)」って何秒ですか?
 

主観多すぎ

このブログでは主にすっとんが利用している言葉を例に挙げましたが、他の言葉も全体的に主観の多い切り口からバカ認定しているように感じます。
まるで著者が「私はこう思う!だから一般常識としてお前はバカだ!」と言われているように感じる記事で、読んでいて非常に不愉快でした。
 
著者の狭い世界観、ビジネス観でモノを語っているんですよね。
 
読んでいると、著者は全体的に曖昧さを排除しようとしているように感じます。
先に紹介した「朝イチ、午後イチ」や「一瞬いいですか」がその代表ですね。
 
上でも書きましたが、言ってることは理解できますよ。
それって具体的に何時?何秒?ってことですよね。
でもハッキリ言ってこんな人が同僚や上司にいたらめんどくさくて適わんですな。
そのくせ、代替案も曖昧なことこの上ない。
 
結局は、「私が理解できる言葉で言いなさい、私が気持ちよく感じる言葉で言いなさい」って相手に強いてるだけ。
 
あーあっ。
 

まとめ

こういったのって、記事にしろ動画にしろ「嫌なら読まなきゃ(見なきゃ)いいじゃん!」って言いますよね。
まぁその通りだと思いますよ。
 
ただそれが、自分が好きな雑誌の1コラムとして連載されちゃってるところが非常に残念。
ぶっちゃけタイトルは非常に目を引くセンセーショナルな言葉だから、まずクリックして開かざるを得ないわけです。
 
で、読んでみると突っ込みどころ満載なわけです。
 
PRESIDENTさん、こんな低俗記事を採用しないでおくれよ。。
 
興味がある方は、このプチ炎上商法に乗っかって是非本記事を読んでみてくださいね。